自分にとって、ビール作りは、夢の話でした。 埼玉県・小川町の麦雑穀工房を訪れるまでは。 そこで、マイクロブルワリーの現状を知りました。 かつてビール業界は、トップ4の独占でした。 キリン、アサヒ、サッポロ、そしてサントリー。 沖縄のオリオンを含める場合もあるようです。 事業規模が巨大なため、参入はきわめて困難でした。 ビール製造には...
2016-10-01
東京出張時の楽しみがあります。 半日程度の小さな遠足です。 通いたい町ができました。 埼玉県小川町です。 池袋から東武東上線で1時間半。 武蔵の小京都と称されています。 和紙をはじめとする伝統工芸。 歴史ある街並み。 山川に囲まれた豊かな自然環境。 さまざまな魅力があります。 でも、結局、槻川に尽きると...
2016-09-24
明治時代のさまざまな商売の記録です。 わんぷらいすしょっぷ 五十銭、一円等の均一売価の商品を集めて売る店です。 「まけぬといふたらほんまにまけぬ」と看板あり。 100円ショップを先取りしています。 蕎麦屋の書家 そば屋の品書き専門の書家がいたそうです。 ニッチな商売があったものです。 鉄道馬車・円太郎馬車、人車...
2016-09-17
8月6日の日経プラスワン、何でもランキング。 「観光クイズ、どこの名物でしょう?」 これが思いがけないものでした。 「間違いやすい特産品・名所」の1位。 「熊野筆」(正答率21.7%)でした。 どこの名物でしょう、ご存知ですか? 広島県の熊野町ですね。 数年前、たまたま見学しました。 低い正答率は、和歌山の熊野と間違えたため。 ...
2016-09-03
いつの間にか、商売の本質を見失っていたようです。 同エッセイ集収録「売ってやる、買わせて貰う」。 ドイツのコート店でのできことです。 著者はコートを「売って貰う」のをあきらめました。 「売ってやる」という店員の態度にムッとしたからです。 結局、別の店で、似たようなものを買いました。 ところが、後になってとても悔やむことになります。 最初...
2016-08-20
サザエさん、久しぶりに見ました。 オープニングは観光案内になっているのですね。 佐賀が紹介されていました。 伊万里の街並みをサザエさんが散策。 祐徳稲荷、玄海ではスキューバ。 唐津では、七ツ釜と唐津くんち。 レンコン収穫、最後は嬉野温泉でした。 どうやらこれは、夏バージョン。 多久聖廟とバルーンフェスタは見逃しました。 9月まで放映...
2016-08-13
大なり小なり、人は日々1万件も決断しているそうです。 正しい決断をするためには、目を見開いて世界を見ること。 インターネット時代、情報はあふれんばかりです。 正しい情報から適切な決断を導く知恵が詰まった本でした。 なかでも刺激的だったのが、「専門家に服従しないこと」。 税理士を探している方にとっては、その選び方のヒントに。 逆に自分にとっては、そのあり方を省みる...
2016-08-06
日本三大なんちゃら、というのに弱いのです。 たとえば中華街-横浜、神戸、長崎。 本書でも、いくつかの“日本三大”が紹介されていました。 日本三大居酒屋 書中では、明治屋(大阪)のみ、「三大」とされていました。 大甚本店(名古屋)は、日本一との記載。 他の店に、その旨の表記はありませんでした。 ただし、著者の他の本では、いろいろと候補がありそうです。 シンスケ...
2016-07-30
先代の死により、急きょ、町工場を引き継ぐこととなった著者。 当初はインターネットで、「社長の仕事」を検索していました。 なにしろ、経営については、本さえ読まない! そうなのです。 モノづくりのまちとして知られる大田区。 以前の職場で、いくつもの顧問先に通ったものです。 いずれも部品メーカー、町工場でした。 著者の会社は、そこにあります。 ...
2016-07-23
会社といっても、民家の軒先にバラック建ての事務所を付け足しただけの小さな構えで、社員も二十人足らずだ。 『動機』(横山秀夫)に収録の短編、「逆転の夏」からの引用です。 この文章、すこし引っかかりました。 特に20人に満たない社員というところ。 その程度では、会社未満、とみなされているみたいだからです。 東京で2軒、福岡で1軒、税理士事務所等...
2016-07-16