2020年の映画|佐賀・福岡の税理士タマツ

2021-01-09

2020年の映画|佐賀・福岡の税理士タマツ

昨年末、映画監督・小谷承靖の訃報は、日経には掲載されなかったようです。
約20年前、知る人ぞ知る緊張感漲る劇場、浅草新劇場で見ました。
『ザ・ゴキブリ』
スクリーンに、もみあげグラサンの渡哲也が投影されたのでした。
その前編『ゴキブリ刑事』は、後日、文芸坐2で見ました。

 

その渡哲也も亡くなりました。
『仁義の墓場』を初めて見たのは、川崎国際1でした。

もっとも圧倒された映画のひとつです。

 

浅草、池袋、川崎……。
好みの映画は、この辺りの映画館(とりわけそのにおい)の記憶とともにあるようです。
シネコンでは、まずないことです。
みな閉館しました。

 

渡哲也といえば、主演作『野良犬』の監督・森崎東が亡くなりました。
森崎東の監督作『喜劇 男は愛嬌』に出演していた宍戸錠も。
すべて1970年代のプログラムピクチャー(映画量産期の2本立て用作品、大雑把ですが)。

 

今年のベストは、いずれも1952年製作のアメリカ映画です。
『シマロン・キッド』(バッド・ベティカー)
『地獄への退却』(ジョセフ・H・ルイス)
よくよくB級映画(同じく、量産体制下の2本立て興行用低予算映画)が好きなんですね。

 

今さらながら、『山の焚火』(フレディ・ムーラー)も衝撃でした。
閉鎖的な空間設定等、この映画にも上記同様の精神が宿っていると思うのですが……。

 

 

 

佐賀・福岡の相続・会計・税務は税理士事務所タマツ(田松貴志)にお気軽にご相談を!

This entry was posted in ちょいユルブログ. Bookmark the permalink.