東京・渋谷に、佐賀がありました。 居酒屋です。 とても渋谷とは思えない落ち着き。 そこで魚ロッケを知りました。 15年も前のことです。 なくなったと思っていたこのお店。 佐賀雑穀と名を変え、続いていました。 4代目の女性により営まれています。 訪問日は、そのデビューの日でした。 &...
2017-01-14
今年最後の映画になりそうです。 そして、それが今年最高の映画のひとつになりました。 つい先日、今年のベストを考えたばかりですが。 というわけで、またまた映画です。 先日の日経で、今年の映画ベスト3を選んでいました。 選者のひとり仏文学者の中条省平先生が選んだ1作。 パイロットの実話をもとにした『ハドソン川の奇跡』。 クリント・イーストウッドの監督作です。 ...
2016-12-31
少し早いですが、ごく私的なベスト(順不同)です。 『古都憂愁 姉いもうと』(三隅研次) 奔放な生、藤村志保のすばらしさ。 『オルエットの方へ』(ジャック・ロジエ) ヴァカンスの高揚とその終わり。 『デス・プルーフ in グラインドハウス』(クエンティン・タランティーノ) 痺れる暴力とカーチェイス。  ...
2016-12-17
台湾で制作されたドキュメンタリー映画を紹介します。 日本統治下の台湾で生まれ育った日本人、湾生の記録です。 強制送還による日本帰還後も、ふるさと・台湾を思います。 回家とは、家に帰ること。 日本に暮らす湾生は、何度も何度も故郷・台湾に帰ります。 いま敦賀に住む湾生、家倉多恵子さんは、すでに29回目。 多くの人にとって、湾生は未知の存在であ...
2016-12-10
本書が出版された2008年当時。 日本旅館の9割以上が、経営不振にあると考えられていたそうです。 そしてその状況に、いまも大きな変化はないようです。 10年ほど前、その現状を打破する可能性のある経営者が登場します。 星野リゾートの代表、星野佳路氏です。 日本旅館の再生ビジネスで脚光を浴びています。 同氏が重視する、日本観光活性化の4つの視...
2016-12-03
あと10年で「消える職業」、「なくなる仕事」。 英オックスフォード大学、マイケル・A・オズボーン准教授の論文『未来の雇用』。 そこで、「税務申告書作成者」として、税理士が挙げられています。 コンピュータなどに取って代わられるそうです。 著者の職業は、コンシェルジュ。 ホテルで心地よく過ごしていただくためのサポートが仕事です。 「ホテルのよろず承り係」として、「け...
2016-11-12
著者は、リッツ・カールトンの日本支社長。 また同社は、ホテル、ホスピタリティ産業の世界的トップブランド。 市場のニーズという考え方に疑問を呈します。 価値観が多様化した現代、ひとり一人のお客様に目を向けるべきです。 そしてニーズを満たすだけでは、お客様の満足にはつながりません。 ニーズが百パーセント満たされない場合、お客様は不満を感じます。...
2016-10-30
2016/10/15号の週刊ダイヤモンド。 気になる特集がありました。 ニッポンのリゾートです。 夫婦・カップルで隠れ家に籠もりたい! 1位 風の森 奥武雄温泉 とにかく食事が美味しい! 2位 洋々閣 唐津 秋・冬こそ訪れたい! 7位 御宿 竹林亭 武雄温泉 佐賀の旅館がこれだけラ...
2016-10-22
ずっと借家暮らしです。 持ち家には住んだことがありません。 転勤族の家庭で育ちました。 一生の家はすこし重荷です。 でも、自分の家は持ってみたいです。 理想の家を想像します。 それで、こうした本を読みます。 住宅建築家としての著者の思考。 多くの部分で一致しました。 ・ 家の中の回遊性が楽しさを生む ・ 家...
2016-10-15
1994年、ビールの製造規制が緩和されました。 製造免許のためには、年間60kl製造できればよいのです。 でも、小規模事業者にとって、1日300本は相当困難では……。 今回は、発泡酒についてです。 いわゆる地ビール、発泡酒が含まれていることはご存知ですか? つまり、実際は地発泡酒というのが正しいものもあるのです。 発泡酒はワイン等と同...
2016-10-08