あと10年で「消える職業」、「なくなる仕事」。
英オックスフォード大学、マイケル・A・オズボーン准教授の論文『未来の雇用』。
そこで、「税務申告書作成者」として、税理士が挙げられています。
コンピュータなどに取って代わられるそうです。
著者の職業は、コンシェルジュ。
ホテルで心地よく過ごしていただくためのサポートが仕事です。
「ホテルのよろず承り係」として、「けっしてNOとは言わない」職業。
「ドアを売る」のを手伝って!、といった依頼もあるそうです。
さて、そのコンシェルジュもまた、いらなくなる仕事と思われていたそう。
ところが、いなくなっていないどころか、ますます必要とされています。
マニュアルどおりのサービスは、できて当たり前です。
コンピュータには、それを超えた、人の心を読みとったサービスはできません。
サービスは、一方的な奉仕。
ホスピタリティは、心のつながりに根差したもてなし。
著者は、そう考えています。
本当のホスピタリティは、人の心持ちを読みとり、期待以上の満足を提供することです。
二枚のチャンスカードという行動規範。
お客様への質問は二回を限度にしているそうです。
お客様にできる限り負担を与えることなく、その心持ちに近づくこ。
それがコンシェルジュとしての存在価値だと考えます。
同じく絶滅危惧種とされる職業。
生き残りのヒントというには難儀ですが、チャレンジです。
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