『それまでの明日』(原尞)|佐賀・福岡の税理士タマツ

2018-07-21

『それまでの明日』(原尞)|佐賀・福岡の税理士タマツ

著者の原尞は、1988年デビューのハードボイルド作家。
1989年、2作目の長編で直木賞を受賞。
17歳、それを機に読みました。

 

それから30年です。
ハヤカワミステリマガジン2018年3月号。
特集「原尞読本」の表紙で健在を知りました。

 

既読の2冊。
デビュー長編『そして夜は甦る』。
長編第2作『私が殺した少女』。

 

未読の3冊。
1990年の短編集『天使たちの探偵』。

 

5年後の長編第3作『さらば長き眠り』。

 

 

さらに9年経ての長編4作目『愚か者死すべし』。

 

 

 

そして新作。
『それまでの明日』、前作から14年です。

 

2冊のエッセイ集『ミステリオーソ』『ハードボイルド』とともに、一気読みでした。

 

主人公の私立探偵・沢崎の年齢に近づきました。
噛みしめるように読みました。
唯一の欠点は、409頁は短過ぎるということです。

 

マット・スカダー、アルバート・サムスン、そして沢崎。
待ち焦がれています。
次作の構想はしっかりあるとのこと。
隣町(著者は鳥栖在住)、基山で気長にお待ちします。

 

 

 

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