思考が硬直化しつつあったのかもしれません。
会計知識などを学んだことで、そこに安住してしまっていたようです。
お金、経済、経営など、変わりゆくものだったことを改めて知るのです。
たとえば、IT企業の財務諸表についての話がありました。
「人」が最大の資産であるこうした業種では、財務諸表では投資判断は困難。
海外の一部の機関投資家は、従業員満足度調査を判断データとしているそうです。
著者は「人」という計量困難なデータをも資産として認識すること視野に入れています。
さらに、「時間」「熱量」などを資産として扱うシステムも実現つつあるというのです。
従来とはまったく異なる「新しい経済」の実現可能性を、説得力をもって認識しました。
「金銭的なリターンを第一に考えるほどもうからなくなり、
何かに熱中している人ほど結果的に利益を得られるようになります。」
若い世代の思考に、とても刺激を受けました。
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