『ロハスビジネス』(大和田順子、水津陽子)|佐賀・福岡の税理士タマツ

2018-03-17

『ロハスビジネス』(大和田順子、水津陽子)|佐賀・福岡の税理士タマツ

本書のタイトルは、自分にとって敷居が高いものでした。
「ロハス」という用語は、女性誌で取り上げられているのをしばしば見ます。
モデルさんたち、遠い世界の人の生活意識のように感じていました。
本書でも、「ロハス層」の「意識の高さ」が繰り返し書かれています。
気後れしてしまうのです。

 

そもそも「ロハス」とは?
「健康と持続可能な社会を志向するライフスタイル」とのことだそう。
「持続可能性」とは、次世代への地球環境の承継を意味しているようです。
ますます身の丈に合わないように思われるのです。

 

ところが、自分との親近性を感じるところがありました。
「オーガニック(有機栽培)の野菜を食べ、オーガニックコットンの洋服を着て、車ではなく自転車通勤で会社へ行く」
「ロハススタイル」の典型として描かれています。
それは、自分が望んでいる生活でした(現実はかけ離れていますが)。

 

こうしてみると、取り上げられている企業は、遠くないところにありました。
たとえば大地を守る会、無農薬野菜等の宅配事業を行っています。
「農薬の危険性を100万回叫ぶよりも、1本の無農薬の大根を作り、運び、食べることから始めよう」
行動に裏打ちされたその指針に得心しました。

 

 

 

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