『酒の肴・抱樽酒話』(青木正児)|佐賀・福岡の税理士タマツ

2019-02-09

『酒の肴・抱樽酒話』(青木正児)|佐賀・福岡の税理士タマツ

中国文学者による酒好き肴好きのためのエッセー集。

 

上戸下戸の争の話など、たいへん愉快でした。
下戸は「茶」「飯」「餅」「砂糖」「菓子」をもって、「酒」に対抗。
「酒」対「茶」とは、考えたこともありませんでした。
江戸時代の大酒大食の会の記録がありましたが、豪快です。

 

特に気に入ったところ。
“茶人には茶室がある、酒徒も須らく「酒室」を持つべし”
酒室とは思いもよりませんでした。
更なる理想があるそうで、“酒室の隣に湯殿を設くべき”とのこと。
“湯上りの酒は格別旨い”からだそうです。

 

今も昔も、呑兵衛の考えることといったら。

 

 

 

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