『誰も知らない』(是枝裕和)
『ユキとニナ』(諏訪敦彦、イポリット・ジラルド)
今年の2作も新作ではありませんでした。
年間100~200作程度見ているだけでは、こんな大事な映画ももれてしまいます。
『誰も知らない』は、2004年のカンヌ国際映画祭主演男優賞受賞作品。
『ユキとニナ』は、2009年のカンヌ国際映画祭監督週間正式出品作品。
いずれも、離婚した(しつつある)両親のもと、子どもたちが主人公でした。
前者の4人の子どもたち、5歳の末の子の名は「ゆき」でした。
後者の「ユキ」は、日仏ハーフの9歳の女の子。
好きな映画に親和性を見るのは情緒的過ぎるかもしれませんが。
ゆきはいつか羽田空港に飛行機を見に行きたいと思っていました。
不意の事故で死んだゆきは羽田の地に埋められました。
ユキは両親が離婚してパリを離れなくてはならなくなることがイヤでした。
森をさまよううちにたどり着いたのは日本の田舎でした(ここはファンタジーです)。
『ユキとニナ』のエンディングの歌は、UAの『てぃんさぐぬ花』でした。
てぃんさぐは鳳仙花のことです。
この沖縄民謡に間もなく再会しました。
是枝裕和の2008年のドキュメンタリー映画『大丈夫であるように -Cocco 終らない旅-』です。
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